英検とTOEICの違い

英検とTOEICの大きな違いは、階級があるかないかという点があります。

英検には、1級や3級など、細かに階級が分かれており、段々と良いレベルの級を取っていくという形式になっています。
TOEICは、一応簡単なTOEIC試験というのも用意されていますが、通常普通のTOEIC試験を受ける人がほとんどで、特に階級というのはないと言えます。

さらに、英検の場合には、階級が上がると面接試験なども用意されており、実際に外国人と受け答えをして評価されることもあります。

TOEICは特にそういったことはなく、毎回リスニングとリーディング中心の試験となっています。
また、就職試験などの企業で使う場合には、英検が評価される場合と、TOEICが評価される場合があります。

基本的にTOEICは英語のコミュニケーション力を測るのが中心となっており、英検は英語の総合力を測るのが中心となっています。
なので、TOEICの方が実用的な英語力を測れると考えられており、実用的な英語力を持っている人材が欲しい企業としては、TOEICを重視し、英語の総合力を見たい企業などでは、英検が重視される傾向があると言えます。

また、試験日程や受験会場のシステムも、英検とTOEICでは違っています。
英検の場合には、年3回が多いですが、TOEICの場合には、年9回受けることができます。

階級によって英検は受けれる試験日が違っていたり、受ける会場が違っていたりすることもあります。
TOEICは階級がないので、開催される会場で全員が同じテストを受けることになります。



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