大学受験とTOEICの違い
大学受験とTOEICの大きな違いは、合否判定が出るか出ないかという違いがあります。
大学受験は大学の受験に受かるために行うので、それを目標に行いますが、TOEICはスコア方式なので、どれだけ今自分に英語力があるかを目的に受ける場合が多いと言えます。
さらに、大学受験の場合には、センター試験は共通ですが、二次試験などになってくると、大学ごとに問題が違ってきます。
その大学の特色が問題に出ていたり、難易度や出題傾向がそれぞれの大学で違っていることがあります。
その点、TOEICは、特に地域によって違うテストが行われるということはなく、皆平等に同じテストを受けて評価されます。
それと、社会的に通用する資格かどうかという点も違います。
大学受験の英語科目で良い点を取ったというのは、就職や留学などの時にそれほど評価の対象にはなりません。
TOEICなどのように、ある程度世間に認知されている共通テストで良い点数を取っていないと、評価の対象にはならないと言えるでしょう。
また、大学受験試験は年1回しか行われませんが、TOEICの場合には、ほぼ毎月のように試験が開催されているという違いがあります。
大学受験を受けたいと思っても、年に1回しかないので、かなりプレッシャーのかかる試験となってしまいますが、TOEICは今回駄目でも次に向けて頑張ろうと思うことができます。
あとは、料金の違いもあります。
大学受験はその大学で受けることが多いので、交通費がかかったり、受験料が高かったりしますが、TOEICは各地域で細かに会場が分かれており、受験費用は全国一律だという違いがあります。
